ピラティスのレッスンを受けていて
と聞くけれど、「ニュートラルポジションて何?」と思いながらレッスンを受けているという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ニュートラル「中立、中間」という意味があり、ピラティスでは骨盤が傾いたり捻れてたりしてない状態を指します。
この記事では、ニュートラルポジションの重要性とマスターするためのコツをご紹介させていただきます。
ピラティスのニュートラルとは?
ピラティスのニュートラルは、ピラティスの中の基本姿勢の1つです。
ニュートラルポジションは、骨盤の左右のゴリゴリする2つの骨と恥骨の3つを結ぶ三角が同じ平面上にあることをいい、骨盤の正しい位置にあることで、背骨を本来あるべきS字の緩やかなカーブを描きます。
ニュートラルポジションをマスターすることで、骨盤を立てた姿勢を保つことができ身体が疲れにくくなり、肩こりや腰痛の予防にもつながり、ピラティスのエクササイズ効果も高まります。
正しいニュートラルポジションの確認方法
ここからは仰向けの正しいニュートラルポジションについて解説させていただきます。
仰向けのニュートラルポジションを確認する時は、手で三角を作り、骨盤に手を当てた時に、床と並行になっているか確認してみましょう。床と手のひらで作った三角形が平行になる場所が、骨盤のニュートラルな位置になります。
手で作った三角が傾いていると感じた時は、日常生活の動作の癖(足を組むなど)によって左右差が出てしまったり、骨格全体のバランスも崩れていることが考えられます。
ニュートラルポジションをマスターするコツ
ニュートラルポジション(骨盤を正しい位置)を保ためには腹部や背部の筋肉をバランスを調整することがポイントになります。
そんな時におすすめしたいエクササイズがクロックワークです。クロックワークとは、時計のように骨盤の前傾・後傾を促しながら、骨盤の正しい位置(ニュートラルポジション)を習得できるエクササイズです。
ピラティスのクロックワークのやり方
それでは、クロックワークのやり方をご紹介させていただきます。
スタートポジション
- 内くるぶし、膝の間は拳一個分のスペース、膝を立てる
- 仰向けに寝たら、マットと腰の間は手の平一枚分のスペースを開け、背骨を長く保つ
- 両腕は体の横に置き、手の平は下向き
動作
- おへそを顔の方に近づけるように骨盤を傾ける
- おへそを踵の方に近づけるように骨盤を傾ける
呼吸
- 息を吸って用意、吐きながらおへそを顔の方に近づけるように骨盤を傾ける
- その場で息を吸って、吐きながらおへそを踵の方に近づけるように骨盤を傾ける
ニュートラルを意識してピラティスの効果を最大化
この記事では、ニュートラルについてご紹介しました。ピラティスのニュートラルポジションは、骨盤の左右にあるでっぱり(上前腸骨棘)と恥骨を線で結んだ三角形が、立っている時は床に対して垂直になり寝ている時は床と平行な状態です。
ニュートラルポジションをマスターすることで、腹部や背部の筋肉をバランスを整えることができ、肩こりや腰痛の予防にもつながります。
ピラティスのレッスン時だけではなく、日常でもニュートラルポジションを意識してみてくださいね。
ピラティススタジオISLAND
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営業時間 | 9:00~20:00 |