こんにちは！ピラティススタジオISLANDの水井エリナです！
ピラティスのレッスンでよく聞く「パワーハウス」正直、どの部分なのかわからない・・・という方も多いのではないでしょうか。
パワーハウスとは腹横筋・横隔膜・骨盤底筋群・多裂筋から構成されています。
この４つの筋肉を正しく使うことで背骨や骨盤などの骨や臓器を正しい位置で支えてくれ、日常生活での動作がスムーズになりますよ。
この記事では、パワーハウスについて詳しくご紹介します。パワーハウスの重要性を理解し、ピラティスの効果を高めていきましょう。
ピラティスのパワーハウスとは
パワーハウスとは、腹部から骨盤にかけての身体の中心部分を指します。
ピラティスの創設者である、ジョセフ・ピラティス氏が、美しい姿勢を保ち、正しい身体の動きをするために必要としています。
ピラティスのABC
ピラティスは、「Alignment（アライメント）」「Breathing（呼吸）」「Core control（コアコントロール）」が重要です。
この３つの頭文字をとってピラティスのABCと呼ばれています。
ここからはピラティスのABCについて紹介していきますね。
Alignment（アライメント）
アライメントとは、それぞれの関節や筋肉のバランスがとれ、左右・上下が対象になっていることを指します。
ピラティスのレッスンでは、常に左右のバランスを確認することで、歪みのない美しい姿勢になり、カラダの痛みなどの改善を目指します。
アライメントを意識する際は、姿勢を意識し関節・骨や筋肉のバランス・身体の上下左右が対象になっているかを意識しましょう。
Breathing（呼吸）
ピラティスのエクササイズを行う上で呼吸は重要です。
身体のバランスを整えていくピラティスにおいては、胸式呼吸が正しく行えることで、深層部の筋肉（インナーマッスル）を鍛えられ、引き締まった身体へ近づくことが期待できます。
- 内くるぶし、膝の間は拳一個分のスペース、膝を立てる
- 仰向けに寝たら、マットと腰の間は手の平一枚分のスペースを空け、背骨を長く保つ
- 両腕は体の横に置き、手の平は下の向き
- 鼻から息を吸い肋骨を大きく広げ口から息を吐ききる
Core control（コアコントロール）
身体の中心にあるコアをコントロールすることを、コアコントロールと言います。
コアとは、体幹のことを指し、腹横筋・横隔膜・骨盤底筋群・多裂筋で構成されており、4つの筋肉をコントロールすることで、身体への負担が軽減されます。
パワーハウスを構成する4つの筋肉
パワーハウスという言葉にあるように横隔膜が屋根、 腹横筋は壁、骨盤底筋群が床、多裂筋は大黒柱の役割になります。
頑丈なお家を建てるために、重要な存在であることがわかりますよね。
ここからは、パワーハウスを構成する腹横筋・横隔膜・骨盤底筋群・多裂筋について解説します。
腹横筋（ふくおうきん）
腹横筋とは、骨盤を正しい位置に保つために欠かせないお腹の深層部の筋肉（インナーマッスル）です。
肋骨と骨盤の間の空洞部分を覆っており、腹筋群の中で最も深層部にある筋肉です。
コルセットのように横方向に走行するため、腹横筋をギュッと縮めるように力を入れることで、背骨の位置が安定します。
横隔膜（おうかくまく）
横隔膜はドーム状の形をしており、肋骨の下を覆うようについている筋肉です。
横隔膜は特に胸式呼吸時に関係する筋肉で、息を吸って肺に空気が入ることで、横隔膜は下がり、息を吐いて肺が縮まると、横隔膜は上がります。
骨盤底筋群
骨盤内にある子宮や膀胱、直腸などを支えている筋肉の総称です。
恥骨・尾骨・坐骨に、ハンモックのように付いています。尿道や肛門を締めて排泄をコントロールするなど、重要な役割を担っている筋肉です。
多裂筋（たれつきん）
多裂筋は、背筋群の中で、最も深層部分にある筋肉です。
首から背中の部分にある細い筋肉の束で、腰部分が大きく太くなっています。
身体を反ったり、倒したりする際に働く筋肉で、姿勢を維持する筋肉としても重要な役割を担っています。
パワーハウスを意識してピラティスの効果を最大化
パワーハウスである、腹横筋・横隔膜・骨盤底筋群・多裂筋を強化することで正しい姿勢、身体の安定、動きの改善といったメリットがあります。
そして、パワーハウスが正しく機能すると、正しい軌道で筋肉が動くようになり、日常生活での動作がスムーズになるだけでなく、パフォーマンス向上も期待できます。
自宅でも簡単にできるピラティスを日常に取り入れてみてはいかがでしょうか？
という方には、スタジオでのレッスンがおすすめです。
ピラティススタジオISLAND
ピラティススタジオISLANDは痛みの原因を改善するスタジオです。個々の身体を把握し、根本的な原因分析に欠かせない徹底したヒアリングと痛みの原因を見つけ、身体の仕組みに基づいた改善メニューをご提案させていただきます。
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ピラティススタジオISLANDのマンツーマンレッスン
ピラティススタジオISLANDでは「（なぜ）痛みが発症するのか」「（どのように）改善していくのか」「（何を）日常生活で気をつけるのか」を常に説明します。また、お客様とトレーナーが一緒に、痛みの改善を目指すレッスンスタイルです。呼吸法についても丁寧に解説し、ピラティスの動作の習得もスムーズになります。
ピラティススタジオISLANDグループレッスン
大人数のグループレッスンは、10〜30名のお客様がトレーナーの動きを真似しながら動き続けるレッスンスタイルが一般的です。ピラティススタジオISLANDでは、一人ひとりのお客様に目を向けたい。実感値の得られるレッスンをしてほしい。という思いから、最大6名の少人数で実施します。
