身体に負担の少ないバッグの選び方・持ち方を徹底解説

2023.07.16 姿勢

こんにちは!ピラティススタジオISLANDの水井エリナです!

バックは重さや持ち方によって、肩こり・腰痛や身体の歪みを引き起こします。しかし、

仕事用バックの荷物は少なくすることができない
身体に負担の少ないバックの選び方を知りたい

という方も多いのではないでしょうか。この記事では、重いバックが身体に与える影響・身体への負担が少ないバックの持ち方や身体に負担がかからないバッグを選ぶコツをご紹介します。

重いバックが身体に与える影響

初めに重いバックが与える身体へ影響「腰痛」「肩こり」「身体の歪み」についてご紹介します。

腰痛

ショルダーバック等を持つとき、どちらか一方に体を傾けていませんか?
体を傾けることで、背骨(脊椎)が傾き、一定の方向に負荷がかかり腰痛を引き起こしやすくなります。

また、バックに入れた荷物の重さだけでなくバッグの揺れも身体には、大きな負担になります。バックが大きく前後左右に揺れる状態になっていると、実際の荷物の重さ以上に体に負担がかるので注意が必要です。

肩こり

肩こりの原因は様々ですが、大きな原因のひとつに、肩関節まわりの筋肉の緊張と血行不良があります。筋肉が緊張すると血管も収縮し、筋肉疲労を起こします。さらに血行不良のため、筋肉内に必要な酸素が足りず、肩こりを感じます。肩にバックをかけたり、ショルダーバックを持つときは、軽量カバンを選んだり、バックの中身を最小限にすると良いでしょう。

身体の歪み

お腹 引き締め

カバンを肩に掛けると、左右どちらかに掛けるのが癖になっている方が多いと思います。

例えば、右肩にバックを掛けます。そうすると、右側の肩に力が入ることで、右肩が上がってしまいます。これにより同じ側の骨盤も上がります。身体が歪むことで

  • 頭痛
  • 目の疲れ
  • 肩こり・腰痛
  • 膝の痛み
  • 慢性疲労
  • 便秘

などの身体の不調につながります。

【種類別】身体への負担が少ないバックの持ち方

ショルダーバック

ここからは、バックの種類別に身体への負担が少ないバックの持ち方を解説します。

  • ショルダーバッグ
  • トートバッグ
  • ハンドバッグ
  • リュックサック
  • キャリーバッグ

ショルダーバッグ

ショルダーバッグ本体が身体の真ん中あたりに来るように、ベルトの長さを調整しましょう。

前掛けのショルダーバックを持つと、荷物の重さに取られ、前方に傾きやすいです。結果、背中周りが緊張状態になるため、体の側部や腰側に荷物を掛けるようにするとよいでしょう。

ショルダーバックは斜めに力が働くため、腰にとっては大きな負担です。腰痛を予防するために、バッグ部分を長時間同じ側に掛けないように心がけるのも大事です。

トートバッグ

トートバック

トートバッグも、ショルダーバッグと同様に、身体がトートバッグの重さを支えバランスを取るため、左右へ傾きやすくなります。左右の肩が地面に対して水平になっているか、意識するとよいでしょう。

トートバッグは持ち手の長さを調整できないことが多いです。選ぶときには実際に肩にかけてみて、余計な力を入れずに持つことができるかチェックするとよいでしょう。

ある程度の時間毎に、左右の肩を変えて持つことが腰痛対策にもなります。

ハンドバッグ

ハンドバックを持つときは、肘に鞄を掛けず、肘を伸ばして手で鞄を持つようにしましょう。肘に鞄をかけることで、力こぶの筋肉(上腕二頭筋)を過度に使います。この筋肉を過度に使用することで、猫背の姿勢に導き、結果的に肩こりへとつながります。

また、左右のバランスを崩さないためにも、左右交互に鞄を持つように心がけることが大切です。

 

リュックサック

リュック

ベルトの長さはリュックが身体に密着するように調整しましょう。体への負担が軽くなります。ベルトが長くリュックの位置が低くなると、身体が後ろに反りやすくなり、腰へ負担が大きくなるので注意が必要です。

リュックサックは、両肩に均等に荷重がかかりやすく、左右のバランスが取りやすい状態となります。バッグの重さも両肩で分散ができ、肩こりにもなりにくいのでおすすめ。

キャリーバッグ

キャリーケース

キャリーバッグはコロコロと転がしながら荷物を運ぶため、荷物の重さはほぼ身体にかかりません。しかし、キャリーバックを引くときは、身体を前に屈めたり、左右に傾いたりしていないか、注意が必要です。姿勢が悪い状態でキャリーバックを引いていると、脊椎(背骨)の歪みにつながります。

身体に負担がかからないバッグを選ぶコツ

ポイント

次に、身体に負担がかからないバッグを選ぶコツをご紹介します。

バッグ自体が軽いものを選ぶ

仕事用バックの中身は減らせない方多いと思います。そのような時は、でるだけ軽いバッグを選びましょう。ナイロン素材のバッグや本革製でも軽量なバッグはたくさんあるので、購入前にバック自体の重さを確認しましょう。

ショルダーバッグは避け、リュックを選ぶ

ショルダーバッグは、いつも決まった側に掛けてしまうと、片側だけに負担がかかり、肩こり・腰痛の原因になってしまいます。

リュックサックは荷物の重さを両肩に分散できるので、片方の肩だけに負担がかかることを避けられます。

リュックサックはカジュアルというイメージをお持ちの方もいるでしょう。素材やデザイン次第でビジネスシーンなどでも幅広く使えます。

身体の痛みの改善はバック選びもポイント

バックは日常生活で欠かせないという方がほとんどでしょう。

身体への負担が少ないバックの持ち方を意識したり。負担のかからないバッグを選ぶことで身体の痛みは軽減されていきます。

毎日使うバッグだからこそ、身体に負担がかからないものを選んで快適に通勤やお出かけを楽しんでくださいね。

ピラティススタジオISLANDは痛みの原因を改善するスタジオです。個々の身体を把握し、根本的な原因分析に欠かせない徹底したヒアリングと痛みの原因を見つけ、身体の仕組みに基づいた改善メニューをご提案させていただきます。

ピラティスはエクササイズを通して、本来あるべき身体の状態に整えることで、

  • 肩こり・腰痛の解消
  • 姿勢改善
  • ストレス軽減

といった効果があり、体の不調を改善したいという方にオススメのエクササイズです。

ピラティスは、ストレッチや筋力トレーニングが組み合わせられた運動であるため、筋肉の柔軟性や強度を高めることができます。日常生活で使われにくい肩甲骨周りの筋肉を強化し、胸や肩周りの筋肉の柔軟性を保つことで、猫背を解消・予防することができます。

ピラティススタジオISLANDのマンツーマンレッスン

ピラティス

ピラティススタジオISLANDでは「(なぜ)痛みが発症するのか」「(どのように)改善していくのか」「(何を)日常生活で気をつけるのか」を常に説明します。また、お客様とトレーナーが一緒に、痛みの改善を目指すレッスンスタイルです。呼吸法についても丁寧に解説しピラティスの動作の習得もスムーズになります。

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大人数のグループレッスンは、10〜30名のお客様がトレーナーの動きを真似しながら動き続けるレッスンスタイルが一般的です。ピラティススタジオISLANDでは、一人ひとりのお客様に目を向けたい。実感値の得られるレッスンをしてほしい。という思いから、最大6名の少人数で実施します。

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ピラティススタジオISLAND

 

 

ABOUT ME
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トレーナー兼ピラティス講師 姿勢改善のスペシャリスト ・Miss.Earth.Japan Niigata専属トレーナー(2020) ・米国認定資格NSCA CPT(NSCA認定パーソナルトレーナー) ・Certificate in Ballet Teaching Studies (Royal Academy of Dance登録教師) Bangkok City Balletにバレエ留学。長年続けてきたバレエ経験を活かし、単なる減量を目的とするのではなく、「美しく」「健康的」なボディメイクに力を入れている。

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